田所稲造が、まだ小学校低学年だった頃。小学校の図書室で、みんなが「江戸川乱歩」などを借りて読んでいた頃、僕は「車の色は空の色/あまんきみこ」とか、「世界を驚かせた10の発明」などを読んでいた。

前者は、「松井さん」というタクシー運転手さんが、雲の上でも、森の中でも、海の底でもどこへでも珍客(?)を連れて行く童話。

後者はバリバリのテクノロジー本で、エジソン、キュリー夫人、ノーベル、グラハム・ベルなどの発明家を集めて紹介した子ども向けの本だった。この頃からエンジニア要素が高い幼児だったのかも知れない。

中学に上がって、「うる星やつら」「めぞん一刻」「エルガイム」など、いろいろ面白いアニメが出て来る中で、読書感想文のために無理矢理読まされたのが、芥川龍之介さんの「鼻」「羅生門」。夏目漱石さんの「こころ」「吾輩は猫である」などを人並みに読んだ。

その後、暮らしに追われる日々が続き、第一家電、千葉そごうなどでアルバイトしていき、ダンボール12個で親父の家から追い出されて、兵庫県尼崎市に越してからは、「機械製図」「機械材料」などの本を読み、会社が変わると「DTPエキスパート」の本を読んだり、ミレニアム前夜は「Dreamweaver3, Fireworks3の使い方」などを読んでいた。

そのミレニアム前夜に読んでいたのが、「タイム・リープ あしたはきのう」とか「セイバーマリオネットシリーズ」「スレイヤーズ」だったりしたのだ。これがラノベの始まりかな?

現在では、冲方丁先生の小説指南本を読んでいたり、東京23区のみすてーさんの同人誌を送ってもらって読んだり、シナリオライターの瀬多海人さんお勧めのシナリオ創作本などを読むようになって、現在に至ります。

最近では「けいおん!」「図書館戦争」などの映画を観ていますー。堂上教官ー!

これから……。作業所でパソコンソフトの使い方を長距離自転車こいで通いながら勉強するとか、肝臓と神経の療養がてら、自宅でラノベらしきものを、自分のペースでつむぐしかなさそうですね。先の事なんか誰も分からない。

【追記】2014(平成25)年、明けましておめでとうございます。無料の作業所から、転職活動が可能な有料の作業所(賃金が発生する)にしてみてどうか、ということを試しています。なので、小説を書くために妄想する暇がないというか、なんというか……。

もともと、エッセイが好きで、小説は二の次だったのですが、やはり評判になるのはエッセイで、@IT/自分戦略研究所に連載していた「インフラ系SEの波瀾万丈伝」というものが好評で、@ITをやめた後も、パブーで何冊か売れています。

あと、それから、少しではありますが、一時期バナー広告を出していたアマゾンから振込が580円ありました。ピザパン2個と栄養ドリンクに消えましたけどね(苦笑)

リップスや田所騰次郎は壮大すぎて僕の手に負えず、紅葉野日記を「アーリーデイズ」「ハイスクールデイズ」「アフターデイズ」の3部作に分けて書き中です。いやはや、女性を書くのはそんなに苦じゃないんですが、女子高生はまた別な生きもので、どうすればよりガーリーになるのか。どうすればキャッキャうふふが冗長せずに書けるか、といった紙面構成といった面で考え中です。
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田所稲造の文章、これまでとこれから

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